こんな話があります。
車の販売のコツだそうです。
新車を買って1ヵ月後のユーザーにこういう電話をかけるのだそうです。
「○○販売の○○です。いかがです。お友達はあなたの新車のこと、どうおっしゃっていますか。」
この質問が巧妙なのです。
「あなたは車を気に入りましたか」と聞けば、ユーザーは必ず不満な点を言い立てる。
しかし、友達が…と聞けば「いい車だと言っていますよ」と答えずにはいられないのです。
たとえ友達がケチをつけても、それを認めればユーザーは自分のプライドにかかわる。しかも、買ってまだ1ヵ月、客はいい買い物をしたと自分で自分に言い聞かせるように心理的に誘導されます。
抜け目のないセールスマンなら、機を逃さずその友達の電話番号を聞いて、また一台売れるわけです。
車だけでありません。―
一般の家具から何でも商品であれば、それを買った客はたとえ、ババをつかまされても少なくとも数週間は自分の判断、行為を正当化しようとするものです。
これは日本ではありません。アメリカ自動車セールスマンの話です。
カット、パーマ、カラーリングが自分に似合うか似合わないか、美しくなったか若々しくなったか…お客様は自分だけが知っている問題なのです。
〈今年の成人式の店内スナップ・メルピーチ店にて〉
美容師の立場からいえば、“満足して頂けたか”― なのです。
ベラミはお客様1人ひとりが“よかった”と思って頂けるのが使命です。
そんな心持でお仕事をさせて頂いています。
車を買ったユーザーのように、口先や負け惜しみの通用しない世界なのです。
あなたもベラミをご利用して頂ければ幸いです。