高校生や中学生の職場体験の実習が始まりました。
トップは6月19日から3日間、福井商業高校の生徒さん2人がベラミ美容室アルプラザ店でインターンシップを行い、中川泰貴店長から店内清掃の仕方から美容のテクニックについて知識を深め体験を重ねました。
初日は、ウィックを使ってのワインディングです。
パーマをかける際に欠かせない技術です。長さ、太さの違う各種のロットで髪を巻き、カールをつけます。細かい手先の作業です。
2日目はヘアアレンジです。
一般的にはブローでお仕上げをしますが、編み込みはさらに個性を生かした感覚で髪をまとめます。ヘアスタイルのアレンジの1つとしてのテクニックです。
また、アイロンを使う技術もあり、さまざまなヘアデザインを学びました。
3日間目は、ヘアカラーの実習です。
カラーチャートの説明を聞いた後、カラー剤を調合すること、塗布、乾燥、お仕上げへと仕事は進みます。
〈写真は、店長からの手ほどきを受けて、ヘアカラーの実習中です〉
3日間の実習はどうだったでしょう。
指導に当たった中川店長は県内でもただ1人、日本ヘアデザイン協会のモード設定委員に選ばれている実力派のベテランです。
その中川店長に聞いてみました。
「Aさんは、ブライダルに興味があり手先が器用で、ヘアアレンジでは上手な作品でした。カラーも、ワインディングも、うまくこなしていました。」
「Bさんは理解が早く、編み込みの仕方にもすぐに上手に出来るようになり驚きました。練習にも熱心でした。」
「2人ともセンスがよく素直で明るく、学ぼうという姿勢を強く感じました。」…と語っていました。
ともに、美容の仕事に興味があり、その道に進みたいとのこと。素敵な美容師になって欲しいものです。
7月には丹南高校生、秋には鯖江市内3中学校の生徒が順番に職場体験に訪れる予定です。